ラジオの調整に便利なグッズ
AMラジオや自作の無線機を調整する時に便利なグッズ達です。
まとまりの無い雑多な視線で書き込んでいます。
簡易シグナル・ジェネレーター( ファンクション・ジェネレータ /
DDS / マーカ発振器 )
PICを使用したDDS発振器
局部発振用信号源 / VFOや簡単な信号発生器として使用できます。
ケース上の基板左側にある緑色のスイッチで、周波数を桁毎に10KHzステップで設定できます。
1つは桁の設定用、もう1つは桁毎の周波数設定用です。
連続的に可変するには、ダイアルを廻します。
内部は、秋月電子さんのDDS基板が収められています。
製作例では、周波数の下限が10KHzから上限は16.77MHzまで設定できます。
出力される周波数はレベリングされていませんので、周波数によって出力電力は増減します。
周波数が高くなると、出力電力は低下します。
発振回路とコントロール回路のみなので、出力可変アッテネーターや
変調機能は別途に回路を継ぎ足さなくてはいけません。
10.00MHzに設定した時のスペクトラムです。
製作者:横須賀ムセン 桑原さん JA1CME
※ これは販売品ではありません。 横須賀ムセンさんの店内に展示されていた物です。
ラジオなどのIF周波数調整用 簡易シグナル・ジェネレーター
ICM FOT-12A ※ これは販売品ではありません。 Made
in U.S.A.
455KHz / 10.7MHz / 11.7MHz / 17.9MHz / 21.4MHz
/ 45MHzの6周波数を切り替え
出力電力は、ボリュームにより連続可変が可能
内蔵( 006P / 9V電池 ) または 外部よりDC11-24Vで動作
前面パネル
6周波数切り替えスイッチと出力レベル設定ボリューム、電源切り替えスイッチ、BNCコネクターだけのあっさりした物です。
残念な事に変調機能はありません。
内部の様子・・HC-6/u水晶を使用しています。 右上の四角の黒い部分は、OO6P / 9V電池用ボックスです。
455KHzのスペクトラムを見たところです。
基本波は綺麗ですが、内部の画像を見れば判る様に水晶毎の同調回路がありません。
従って、2,3,4,5,6,7・・・倍の高調波が出てきます。
ユーザーが希望周波数で使う事を前提にすると、同調回路を設けた場合に使えなくなる可能性があるのでは
ないかと想像します。
出力にフィルターを取り付けると完璧でしょうが、相手側に同調回路があればそれほど神経質にならなくても良いかも。
また、出力レベル調整用ボリュームは周波数により減衰度がかわりますが最大で30 - 60dB程可変出来ます。
最大電力は、周波数で変わりますが1mW - 5mW程度でした。
HC-6/u型の水晶を入れ替えれば、他の周波数でも使えます。
ファンクション・ジェネレーター ※ これは販売品ではありません。
KENWOOD FG273 これ1台で、低周波段から2MHzまでのRF段調整に使えます。
本格的な信号発生器では無いので、出力波形はそんなに綺麗ではありません。
しかし、1台でAF/RF段の調整が出来るので力強い味方になってくれます。
出力もアッテネーター( 20 / 40 / 60dB )で減衰できます。
マーカ・ジェネレーターの製作 出力 1MHz / 500KHz
/ 100KHz / 50KHz / 10KHz / 5KHz
1MHzの水晶発振子を使い、分周出力に1KHzの変調を乗せて出力します。
余分な回路は省き、簡単に作れる様にしました。
回路はありきたりなので、せめて水晶発振子だけは変わった物を使いたいですね。
形に拘らない場合は、クロック発振器と分周器を組み合わせれば小形に仕上がります。
1MHz以外に5MHz /10MHzでも分周比を変更すれば同様に使えます。
色々な1MHz水晶発振子
左より:BENDIX RADIO製 ロシア製大型 ロシア製MT管サイズ シチズン製
HC-6/u
1MHzといえばHC-6/uかHC-18/uですが、手持ちの中からロシア製の大型1MHzを選びました。
剥き出しの状態で使うと破損する可能性が高いので、透明ケースに入れて保護します。
ロシア製に限らずガラス管に入った物は入手困難なので、保護しないと安心できません。
どうせなら外観はGT管もどきにしてしまおうとケースを探しました!
完成後の外観( ようじ入れのケースに、すっぽり入りました。)
ケースにピッタリと固定するのではなく、スポンジで挟む様にしています。
主な仕様:
出力周波数:1MHz / 500KHz / 100KHz / 50KHz / 10KHz / 5KHz 切り替え
変調周波数:1KHz
出力電力: / BNCメス型コネクター
電源:DC5V または USBポートより電源を供給
分周用基板は、机の中にありました。 元々は、時計用の分周基板です。 見覚えのある人もいるかも?
もっと小形に作る場合の主要部品はこんな感じです。
この1MHz発振モジュールの出力に1000PFを介してスペアナで見ると、1500MHz程度までは高調波が確認できます。
200MHz位ではマーカ発振器としては充分すぎるくらいの出力があります。
1MHz発振モジュールの高調波測定 1.5GHzで、-89dBmでした。
25KHz / 100KHz マーカー発振器
TRIO TS520 に内蔵されていたマーカー発振器です。
100KHz水晶を2SC373で4分周して、25KHz / 100KHz出力が得られます。
DC9V / 10mAで動作します。 変調機能はありません。
25KHz毎に信号が出ている様子。
100KHzマーカー発振器( 変調機能付き )
元々は、シリンダー型の超小型発振子を使用しているキットです。
発振子をMT管の物に変更し、木箱に入れました。 単三電池2本で動作します。
100KHz水晶発振子 大きさの比較 寸法は、足の部分は含んでいません。
右上より、シリンダー型( 6mm ) HC-18/u型( 13.5mm )
MARCONI製 100KHz MT管( 60mm )
100KHzマーカー発振器キット
オリジナルは、中央・下の白く囲まれた部分にシリンダー型の水晶発振子を半田付けします。
この部分を変更するだけです。
オリジナルは基板裏側に単4電池ホルダーが半田付けできるようになっています。
小型にするならオリジナル通りにする方が良いです。
木箱に剥き出しの状態で取り付けていますが、特に問題はありません。 ガラス管が割れないように注意が必要です。
約400Hzの変調信号もあるので、確認が取りやすいです。
3, アンテナ・アナライザー
/ ディップ・メーター
4, LCRメーター /
CRブリッジ / Qメーター / 標準コンデンサ
5, ループ・アンテナ
/ AMラジオ用プリアンプ / アンテナ・カプラー / フィルター
6, ニキシー管・デジタル時計の製作(
準備中 )
10,ミズホ通信(株)UZ-77 / UZ-77S /UZ-8DX / UZ-8DXS用バー・アンテナの試作
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