ラジオの調整に便利なグッズ
AMラジオや自作の無線機を調整する時に便利なグッズ達です。
まとまりの無い雑多な視線で書き込んでいます。

周波数カウンター / プログラマブル・カウンター / テスター / オシロスコープ 



プログラマブル・カウンター  これは、便利!
プログラマブル・カウンター
アナログ表示のラジオ等に使用すると、周波数が直読出来ます。
1,IF周波数をスイッチで設定します。
2,局部発振器の周波数を入力します。 
3,差分を換算して表示します。
上の画像は、455KHzにオフセットして10.000MHzを入力したところ。
もちろん、オフセットをゼロにすれば普通の周波数カウンターとして使えます。

使用IC 東芝 / TC5070 EPSON / SPG8651B( 基準周波数用 ) 
MC14520B  MC14023B  74HC04P  TC4050BP  TD62003AP  日立HD10551(プリスケーラー)
周波数の上限は99.9999MHzまで。

以前は組立キットで同等品が販売されていましたが、今では入手困難だと思います。

製作者:横須賀ムセン 桑原さん JA1CME
※ これは販売品ではありません。 横須賀ムセンさんの店内に展示されていた物です。

基板の状態のままで使うのもどうかと思い、ケースに入れてみました。
周波数設定のスイッチが真横に取り付けられていて工作が面倒なので、木製ケースに斜めに取り付けました。
使用感は、無信号時に最後の2桁ほど意味の無い表示をします。
プリスケーラーの感度が良い為だと思いますが、信号を入れると問題なく表示するのでそのままにしています。
LEDが見やすい様に、スモークのアクリル板に固定しています。  
電源は+8 - 12Vですが、ACアダプターの極性違いでも使える様にブリッジ・ダイオードを入れています。
電流容量は、0.2A程度です。

スモークのアクリル板を通すと、LEDが見やすくなりました。

アンリツ MG3601A 0.1-1040MHz シンセサイザーで感度を実測してみました。

周波数 / MHz

入力電圧 / 50オーム

0.5

0.5V

1.0

0.17V

1.5

97mV

2.0

70mV

2.5

54mV

3.0

46mV

5.0

28mV

10.0

18mV

20.0

36mV

25.0

104mV


回路の構成から、もっと上限周波数は延びているはずなのですが・・・
実際は、25MHz程度まで使えました。 1MHz以下になると、感度が悪くなります。



周波数カウンター
ラジオ用なら200MHz程度まで測定できれば充分だと思います。

ディップ・メーターの周波数を測定している様子  39.9818MHz


テスター & マルチ・メーター
値段はピンからキリまであります。 
当たり前ですが、求める性能が得られ予算に合う物が見つけましょう。
新製品が出た直後の旧製品や在庫処分品を狙うと堀出し物が見つかります。


アナログとデジタルの大きな違いは抵抗レンジにあると思います。
抵抗のレンジが多い物を選びたいです。 


マルチ・メーター

\1,500で買ってきました。 この値段でコンデンサの容量測定と10MHzまでの周波数も測定出来ます。
温度センサーとFluke社の標準器で測定した実測データも添付されていました。
サンプリング速度は値段相応ですが、それでも\1,500なら納得出来る性能を持っています。
千円台から100万円を超える物まで多数販売されています。



オシロスコープ
アナログ式・デジタル式など様々です。 最近は、LCD表示の物が多くなってきました。
ラジオの修理なら50-100MHz程度のアナログ機が使いやすいかも分かりません。

デジタル・オシロスコープ

デジタル・オシロは、画面をパソコンに取り込むことも簡単に出来ます。


番外編 小さな部品を見るためのマイクロ・スコープ

マイクロスコープ 
2007年1月 秋葉原で\500でした。
CCDやCMOSカメラは見付けやすいのですが、小さなチップ部品などを拡大して見る事が出来るマイクロスコープは
意外に高い物です。 \500はお買い得でした。
今回、購入したのはNTSC出力なのでテレビ画面に大きく映せます。 
パソコンで画像を保存するには面倒ですが、テレビに直接接続できるのは便利です。
肝心の倍率は、横のレバーをスライドさせます。 最大140倍まで拡大できます。
レンズの左右に白色LEDが2個ずつ点灯するので、明るく見る事が出来ます。

新聞の文字を5インチ・モニターに表示したところ。


2, 簡易シグナル・ジェネレーター( ファンクション・ジェネレータ / DDS / マーカ発振器 )

3,
アンテナ・アナライザー / ディップ・メーター

4,
LCRメーター / CRブリッジ / Qメーター / 標準コンデンサ

5, ループ・アンテナ / AMラジオ用プリアンプ / アンテナ・カプラー / フィルター

6, ニキシー管・デジタル時計の製作( 準備中 )

7, AM帯アンテナ・コイルの性能比較

8, ACアダプター / 実験用電源

9, エア・バリコンとポリ・バリコンの性能比較

10,ミズホ通信(株)UZ-77 / UZ-77S /UZ-8DX / UZ-8DXS用バー・アンテナの試作



ゲルマニウム・ラジオの製作 ⇒ クリックして下さい。 
tokyo_pedi.html

学研の真空管ラジオキット ⇒ クリックして下さい。 tokyo_pedi_1.html

500円以下のラジオ ⇒ クリックして下さい。 tokyo_pedi_2i.html

あなたは水晶の音を聴いた事がありますか? ⇒ クリックして下さい。 tokyo_pedi_3.html

マイクロ・パワー研究所の表紙に戻る   クリックして下さい。