J J Y - 受 信 用 バ ー・ア ン テ ナ
最終更新日:2022年4月22日
60kHz電波時計用バー・アンテナ(40kHzにも対応可能)販売開始します。
60kHz電波時計用バー・アンテナ 40kHzにも対応可能
長さ:100mm 径:10mm
※市販の電波時計は50mm程度のバー・アンテナなので、高感度が期待できます。
コイル部分インダクタンス:6.916mH Q値:約150 60kHzにおいて
同調用チップコンデンサ:1015PF 60kHzにおいて
※40kHzに対応させるには1165PFコンデンサを並列に追加接続します。
1265PFは固定コンデンサと半固定トリマを組み合わせると調整が容易に出来ます。
キャパシタンスは秋月電子通商で販売中のDE5000 LCRメーターで100kHzか10kHzに設定して測定するのをお勧め。
※ インダクタンスは実際に使用する周波数で測定するのが基本です。 特に磁性体状に巻かれたコイルは周波数によりインダクタンスとQ値が変化しますから要注 意です。
※
60kHzバー・アンテナのみの販売もしています。
1本¥1,200 5本¥5,000 10本¥8,000 11本以上はメールで(電話不可)お問い合わせください。
このバー・アンテナの利用方法
そ の 1
電波時計を自作しよう!
TEMIC社 U4226Bを使用した部品セット
TEMIC U4226Bのデータシートは
ここをクリックしてください。
60kHzバー・アンテナ
※このページの記載内容以外の説明書などの印刷物はありません。
1000PF/220PF/120PFトリマ/切換スイッチ
/U4226B 1組 ¥1,500
専用基板はありませんので、上級者向けの部品セットです。
そ の 2
40kHz/60kHz J J Y 標 準 電 波 信 号 を 受 信 し よ う!
簡単な同調型バー・アンテナを製作!
電波時計を自作したり、JJY信号を受信するためのバー・アンテナとして使用できます。
この部品セットはあくまでも入門用で、全ての人の目的・用途に合う物ではありません。
各自の工夫で使いやすい物に仕上げてください。
参 考 回 路 図
部品セットの内容 60kHzバー・アンテナ
※このページの記載内容以外の説明書などの印刷物は ありません。
1000PF/220PF/120PFトリマ2個/切換スイッチ/BNCコネクター2個/ユニバーサル基板/
0.29mmUEW 線
1組 ¥2,000 限定セット 2組 ¥3,600 5組以上の単価¥1,600 何れも送料別
※秋葉原店で購入の場合は、必ず事前に来店日時をメールでお知らせくだ さい。
当日では用意が出来ません。 翌営業日以降、PM4迄になります。
※半田付け/調整が出来ない方は、購入後に秋葉原ラジオセンター2F 池之谷ラジオさんに組み立て依頼をしてください。
組み立て料金¥4,000 周波数の調整作業を含む。
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●最初に60kHzバー・アンテナの改造から始めま す。
受信機用にするためにアンテナ側コイルと2次コイルを設けます。
0.29mmUEW線を15回ほど巻き、BNCコネクターに接続します。
※使用していないピン端子に半田付けします。
※UEW線は直接半田付け出来ますが、未経験の場合は事前に半田付けの練習をしてください。
両側にコイルを設けた画像
基板にBNCコネクターを取り付ける前に、4ヶ所の穴を2mmに拡げます。 ※左側は穴位置を間違えた例
部品を取り付け、完成した画像
●調整方法について
バー・アンテナは電波時計用で、メーカー出荷時に60kHz±300Hz程度に同調しています。
60kHzからマイナス方向にずれている場合は、そのまま作業を続けます。
※ピッタリにしたいところですが、チップコンデンサを使用しているので交換が困難です。
元気が有り余る人は挑戦してください。
プラス方向にずれている場合のみ、120PFトリマを調整して
ピッタリに合わせてください。
スペアナで合わせる場合はスパン幅を1kHz程度まで狭くしてください。
Sメーター付き受信機の場合は信号がピークになるように、Sメーターが無い場合は音量の大小だけで合わせることになります。
この作業が終わったら、40kHz側にスイッチを切り換えてピッタリになるようにトリマを廻してください。
●完成後の同調特性 挿入損失は7 - 8dB程度です。
RIGOL DSA-815で測定 ※測定環境により結果が異なる場合があります。
挿入損失は2次コイルの巻数、1次コイルとの間隔調整などである程度の改善が出来ます。
60kHz
40kHz側は若干挿入損失が増えます。
必要に応じ、高周波アンプを接続してください。
実際に受信すると、受信レベルが低いと感じるはずです。
電波時計に使われるバー・アンテナでは100mmの長さは魅力ですが、これだけで良好に受信出来るのは送信所に近い方でしょう。
電波時計ではかなりゲインを上げているので、出来るだけ高ゲイン( 50-60dB)かつ低ノイズのアンプを使用するのが望ましいです。
この部品セットでは2次コイルを設けて受信機に接続するのを想定していますが、アンプを最初から組み込む場合は1次コイルを2SK241(J-310な ど)を2段接続するなどが良いかもわかりません。
※ミズホ通信 UZ-77のアンプ部分の回路図は下記ページに掲載しています。 この部品セットはありません。 ご参考まで
http://mizuho-lab.com/qex13_475k/qex13_475k_uz77kit.html
市販品を利用した例です。 ↓ これでもゲインが足らないかも。
参考例 アツデン(株)ALA-10 / ALA-60 中波帯ループ・アンテナに付属しているアンプ部分を利用
1.5V/単三電池1本で動作
40kHzでも使用でき、ゲインは約20dBあります。 嵩張らなくて便利です。
入出力がRCAピン・ジャックなので、変換アダプターを使うか同軸コネクターに付けか替えるか・・
出力コードは1.5C2Vで5mあるのでこの点も見逃せない!
※当店では取り扱いはありません。アンプ部分だけの販売はしていないと思います。
ダイポール・アンテナなどと併用して
40kHz / 60kHz 簡易アンテナ・カプラーとして使用できます。
挿入損失は2次コイルの巻数、1次コイルとの間隔調整などである程度の改善が出来ます。
J J Y モ ー ル ス 参 考 動 画
40kHz / 60kHz JJY信号を受信した例 JJYモールスも聞くことが出来ます。
※このバー・アンテナで受信した動画ではありません。
受信機は、ICOM IC-R8600を使用
西日本 60kHz JJYのモールス信号が聞こえます。
60kHz
← ここをクリック
東日本 40kHz
40kHz
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