★24.02GHzトランスバーター★

10年以上も前に作った、24.02GHzトランスバーターです。 
秋葉原・SK電気で参考展示中です!
 
注:試作品なので、販売はしていません。

技術が無いので、出来るだけコンパクト&簡単構造にしました。
しかも調整箇所は、ほとんどありません。
調整したのは、LO発振器に採用したDRO(誘電体発振器)の周波数調整と、
24.02GHzの3段BPFだけです。
※HP 8562A スペクトラム・アナライザーとWILTRON 6659Aシステムによる
 ネットワーク・アナライザーでBPFを調整。
しかし、採用している部品を考えたら・・・値段は想像が付きますか?

親機は、1280MHzFMトランシーバーを使用します。
気を付けるのは、送信出力を10mW程度に抑えないと壊れてしまう点です。

簡単な周波数構成を書くと・・・

RF = 24.02GHz  送信出力:1mW( アンテナからの実効出力は、50mW )
IF = 1280MHz( 送・受は無電源・自動切り替え方式 ) 送信時:+10dBm
LO = 11.37GHz( 高安定DROを採用し、キャビティ内部で2逓倍 )
24.02GHz出力( 導波管:WR-42 フランジ: UG-595/u )
電源:DC12V 100mA

キャビティは、真鍮くりぬき(金メッキ仕上げ)
IF回路はガラス・エポキシ基板で、RF部はアルミナ基板になっています。
実際は金メッキの真鍮板でカバーしていますが、中身が見えるようにアクリル板の
カバーにしても特性の変化は見られません。

出力側に3段BPFを取り付けてあるので、スプリアスは皆無です!
出力電力は1mWしか出ませんが、この簡単構造なら文句無しでしょう!?
それを補うために、利得17dBのホーン・アンテナを取り付けています。
こんな簡単なもので24GHzが出せる!と言う発想なのでRFアンプはありませんが、
近距離なら十分な通信が可能です。
暇をみて、+30dBmまで持ち上げようと思っています。
1円玉と大きさを比較して下さい。

    

左の画像の説明:
1円玉の右側が11.37GHz/DROです。L型コネクターでTDK製アイソレーターに
接続してトランスバーター本体( 右の画像 I・F )に入ります。
右下のBNCコネクターが、IF入・出力になります。
上部左がホーン・アンテナで、本体との間に3段BPFが接続されています。

右の画像の説明:
上部左のLOCALに11.37GHzの出力を加えます。 内部で2逓倍されます。
2逓倍された22.74GHzはアイソレーター(逓倍の倍と、ミキサーのミの間の黒丸部分)に、
1.28GHz/IF信号はミキサーの上の白いアルミナ基板の下側から入ります。
合成された24.02GHzは、アイソレーターを通って、右端の導波管出力に導かれます。
右上の導波管から3段BPFを通して、ホーン・アンテナから電波が出ていきます。

ヨ 更に大きく拡大した画像を見て下さい。ヨ

   

左側:LOCAL信号の2逓倍回路 
   ちょっと見づらいけれど、中央の四角い(黒色)のはチップ抵抗。 
   その左隣が逓倍用ダイオード

中央:ミキサー回路 
   2逓倍された22.74GHzは左のアイソレーターから中央のミキサー回路に入ります。 
   中央部の黒い点(2つあります)が、ミキサー・ダイオードです。
   上部はIF信号になります。

右側:出力回路
   IF信号とLOCAL信号で合成された24.02GHzは中央のアイソレーターを通り、

   
右側のハーメチック構造のピンを下側の導波管部分に出しています。
   3段BPFとホーン・アンテナを通って電波が出ます。

1円玉と比較する事で、全体の大きさが分かって頂けると思います。

こんな物でも、24.02GHzは実現できるのです! 面白いと思いませんか?

次は、75GHzの小形トランスバーターを予定しています。
完成するのは、いつになるやら・・

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